ささき整形外科クリニックの関節炎|網干・姫路・たつのの整形外科

揖保郡太子町、姫路市、たつの市、網干で整形外科なら当院へ
〒671-1523 兵庫県揖保郡太子町東南345

駐車場39台あり

関節炎 ARTHRITIS

関節炎について

病気の原因と種類を
しっかり見極めることが大切です

関節がスムーズに動かないと、私たちは体をうまく動かすことができません。関節炎は、この重要な働きを持つ関節に炎症が生じて、痛みや腫れが現れる症状です。過度な運動や体重増による負担、加齢などが原因となりますが、病気によって炎症が起こる場合もあります。急性のものと慢性のものがあり、関節炎の種類をしっかり見極めて、適した治療を提供することが求められます。

TROUBLE

このような症状、お悩みはご相談ください

  • 関節に痛みがある
  • 関節の痛みと発熱が続いている
  • 関節付近が腫れている
  • 関節がこわばっている
  • 関節付近に赤みがある
  • 関節の辺りに発疹がある
  • 関節の動きが悪い
  • など

当院の関節炎治療

超音波診断装置を活用して
精密に診断します

目に見えない関節の内部の状態を確認する際に役立つのが、超音波診断装置(エコー)です。当院では、診療の際にこの装置を積極的に活用しており、内部の状況を確認した上で、より精度の高い診断を目指しています。こうした精密な診断に基づき、患者さんの症状や不調の原因に適した治療の提供に努めています。

主な疾患

変形性関節症

さまざまな原因によって徐々に関節が変形を起こし、痛みや腫れを生じる疾患です。変形は通常、数年から数十年かけて徐々に進行し、最終的には関節の動きが制限されて、日常生活に支障をきたすようになります。一度変形してしまった関節をもとに戻すことはできないため、早めに対策が必要です。

関節リウマチ

自分の体の一部を、自分のものではないと誤認識して攻撃してしまう自己免疫疾患の一種です。初期には手指や足の指の関節の腫れ、こわばり、倦怠感や微熱といった症状が現れ、進行すると痛みにより日常生活に支障をきたすようになります。関節が破壊され、変形してしまうこともあります。

痛風

暴飲暴食、肥満や激しい運動などによって血液中の尿酸値が急増し、関節内に尿酸塩の結晶が沈着することで強烈な痛みを伴う発作が起きる疾患です。最も多く見られるのは足の親指のつけ根の関節ですが、足の甲や膝関節、手関節に発作が起こることもあります。

偽痛風

痛風に非常に似た症状を伴うため、偽(にせ)の痛風という意味の病名がつけられています。関節内に尿酸塩以外の結晶が沈着して起こる関節炎の総称でもあります。高齢者によく見られる症状で、多くは膝関節で起こりますが、肩関節、足関節などに発生することもあります。痛みは痛風より軽度です。

化膿性関節炎

関節内に黄色ブドウ球菌などの細菌が侵入して、化膿している状態です。強い痛みのほか、発熱や倦怠感を伴うことがあります。適切な治療を受けないと、病気が進行して数日間で関節が破壊されてしまうため、緊急手術など早急な処置が必要です。

脊椎関節炎

脊椎や骨盤、手足の関節などに炎症が生じる疾患です。若年男性に発症しやすく、特に10代〜20代に多く見られます。主な症状は、背中、腰、お尻などの鈍痛やこわばり、疲労感、発疹、目の炎症、消化器の症状などで、初期段階は朝に症状が強く、体を動かすことで症状が改善するのが特徴です。

若年性特発性関節炎

こどものリウマチ性疾患のなかで最も多く、16歳未満の人に見られる疾患です。原因は不明で、指の関節から手首や膝の関節までさまざまな部位に起こります。関節の痛みや腫れ、熱っぽさや赤み、動かしにくさなどが主な症状で、発熱や発疹が見られるケースもあります。

よくあるご質問

関節リウマチは高齢女性に多い病気という印象があります。

30〜50代の人に多く、発症のピークは40代です。また、およそ4対1の割合で女性に多い疾患です。ただし、10~20代や、60代以降に発病する人も珍しくなく、全患者さんのおよそ2割は男性です。

痛風の発作が起きています。痛みはどれくらいで治りますか?

痛風発作の痛みのピークはおよそ24時間です。ただし、痛みは通常1週間程度で改善しますが、長い場合は2週間程度続くことがあります。痛風発作は再発することが多いため、暴飲暴食を慎む、プリン体を多く含む食事を控えるなど、生活改善を心がけてください。